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松沢呉一 インタビュー (下)
風俗ライターを廃業し、歌手として第2の人生を歩み始めた松沢呉一先生。あまりの内容の濃さと文字数の多さで、異例の2号連続掲載となった今回のインタビュー。前号では、ライターへの転機や風俗ライター廃業のお話が中心となった。
さて今回は。。。
前号からの続きをどうぞ。

松沢呉一 インタビュー (下)_c0053925_2159799.gif




☆"タコシェ"というお店について教えてください。

松沢呉一(以下M):
最初は、知り合いのライターと店をやろうっていう話で、、、コンセプトが、世の中に流通していない物だけを集めた店だったんだよね。そいつは途中でドロップアウトしちゃったんだけど。。。
企画書まで作っていたから、一人で色々と回ったんだよ。でも、売り上げとか何も計算していないから事業計画が全くゼロで、こんな店を作りたいっていう熱意だけの企画書だったんだよね。だから「いくら儲かるの?」って聞かれても、「やってみないと分からないですよね」って答えるしかなかったんだよ(笑)。ちょうど同じタイミングで、雑誌「GARO」を出していた青林堂が"GAROショップ"を作る話があって、そこと一緒にやる事になったんだよ。で、早稲田に、1年で立ち退く条件で物件を見つけて、早大の学生が見込めると思って始めたんだけど、意外と見込めなくて、、、台風の時は、客が一日で一人とか(笑)。バイトもみんないい加減で、昼の12時からなんだけど、一応チェックの電話入れるじゃん。誰も出ないんだよね(笑)。で、1年経って立ち退きで、今の"タコシェ"の社長の中山と一緒に、高円寺のマニュアル・オブ・エアーズというレコード屋さんの一部に、一時期居候してたんです。その後、中野のブロード・ウェイで、冒険王書房という古本屋と観覧舎とタコシェで、"トリオ"というスペースをやり始めて、それが上手く行ったから独立して、今の場所になったんだよ。それ以降は安定したんで、、、安定しちゃうとダメなんだよ(笑)。上手くいくとつまらなくなる性格なんだよね。今も役員なんだけれど、まったくノータッチ。

☆肩書きを『歌手』に変更されましたが、今後の動きは?

M:歌を唄い続けるだけです。カラオケBOX専門にライブをやっているんで、目標は、全国のカラオケBOXを回る全国ツアーなんだけれどね(笑)。でも、カラオケBOX歌手の難点は、BOXに入れるのって10人くらいじゃん。一人に3,000円を出してもらったとしても、30,000円だから、、、それで移動くらいは出来るかな(笑)。

☆何故カラオケにのめり込んだんでしょうか?

M:現実逃避かな(笑)。前は、大嫌いだったんだよね。よく歌うようになったのは、ここ5年くらいかな。音楽業界から離れてから、ある時、CDプレーヤーのコードが足に引っ掛かってコンセントが抜けて音が止まったんだよ。音が無くなった瞬間にそれも良いなって思って、、、それがキッカケで、その後5年くらい音楽を聴かなかったんだよね(笑)。何かを離れる時に、奇麗にリセットしないと次に行けない性格なんだよ。

☆最近は、何を歌っていますか?

M:先日のライブ以来、銀杏BOYSかな。俺は、声が枯れる事を恐れ過ぎていたんだけど、銀杏のボーカルの峯田くんに「毎日歌えば嗄れなくなります」って聞いた時に、そうか!!毎日歌えばいいのかって思ってね(笑)。あとは、10-FEETとか湘南乃風、ELLEGARDENとかかな。
でも、おっさん同士で行く時は、ケツメイシとか分かり易い曲を選曲してます。夢は、各メーカーが俺の所に来て「先生、次はコレを歌ってください」みたいな感じで、次から次へとサンプルを持って来て、「ちょっと俺の方向性とは違うな」って言ったら、「スミマセン」って言って、サッと封筒を出す、みたいな。それで食えるようにならないかな(笑)。アイドルとかも「先生、お願いします」みたいに来て、「おれはそっち方面は、、、」って言ったら、「私、今晩覚悟していますから」とかね。おれが歌った事で、CDが売れる実績を作るのが夢。そうなりたいよね。スポーツ新聞にも、今月何を歌ったかとかニュースとして出て、『まさかの選曲!?』とか『意外な選曲!!』とかの見出しでね(笑)。俺のコメントも「こういうのもたまには良いなと思いましてね」とか載ったりして。。。俺、カラオケの夢まで見るからね。ちょうどUNITでの銀杏のライブの日の朝に見た夢が、「LOFTのイベントで、カラオケをやる」って言われて、大江慎也とか大槻ケンヂがステージでカラオケを歌うんだよ(笑)。自分は、"ルースターズ"の"CMC"を歌う予定なんだけど歌詞の出るモニターが無い。「歌詞カードが無いと歌えない」ってゴネていたら、
知り合いが堂々と歌詞カード無しで歌っていて、、、「歌詞カード無しで歌える曲を覚えないといけない」って思ったところで目が覚めた(笑)。で、UNITに来る途中に"突然、銀杏Boysを歌えって言われたら、俺は歌えるだろうか"って、考えたんだけど歌えないんだよ。勝手にドキドキしちゃってさ。"なんで、おれが歌えって言われるのか"っていう疑問そっちのけでドキドキしてたね(笑)。カラオケって、俺たちの世代は、BOXじゃ無くてスナックじゃん。だから、音楽が好きな人は、カラオケが嫌いだったんだよ。それがある時点で逆転して、音楽好きな子たちが学校帰りに毎日行くようになって、、、最近の日本のミュージシャンは、明らかに歌が上手くなったと思うんですよ。あれは絶対カラオケだね。大声でカラオケBOXで歌えるようになったからだよ。UAとかが出て来た世代って、絶対カラオケをやっていると思うよ。今の大学生に聞くと、高校時代は毎日行っていた子も沢山いるしね。毎日歌ってれば、そりゃ上手くなるよ!!音楽って、皆が口ずさむものだったのに、俺たちくらいの世代から口ずさまなくなるんだよ。住環境の問題もあるんだろうけれどね。昔の映画で、河原に行って石を投げながら口ずさむシーンが沢山出てくるんだよ。古い本にも、口ずさむシーンってやたら出てきて、、、例えば、所謂パンパンと旅館に行った時に、隣の部屋から流行の歌が聞こえて来たという話もあるんだけど、それって事が終わった後に二人で寝ながら歌を歌っているんだよ。果たして、今、風俗に行って、ソープのお姉さんとね、、、俺は歌った事があるんだけれど(笑)。普通は無いよ。今って、20年くらい歌う事を忘れていて、カラオケのお陰で歌を取り戻した状態なんだよね。カラオケが、日本の音楽シーンに与えた影響って、ものすごく大きいと思うよ。

※「黒子の部屋」www.pot.co.jp/matsukuro




今後の『歌手』として活動が、とても気になる松沢呉一先生。
今回の先生のインタビューからは、ライター然り、お店然り、何事も誠意を持って続ける
ことが実を成すということ、そして常に新しいことへ挑戦し続ける重要さを教えて頂いた
気がする。明日からも頑張ろうと思ったのは、自分だけだろうか。。。
by unit-tokyo | 2006-05-18 15:53 | other | Comments(0)
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